【医療コラム】犬猫の要注意!気をつけたい目の病気サイン!「パル動物病院:小野院長」
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はじめに
大切なペットが目の問題を抱えているかもしれないとしたら、
あなたはそれに気づくことができますか?
犬や猫の目の病気は、早期に発見し適切に治療することが重要です。
本記事では、静岡県の「パル動物病院」小野啓院長より、
素早くペットの目の異常を発見するための分かりやすい病気サインについてご紹介します。
🔽今回の先生です
はじめまして。
パル動物病院の小野 啓と申します。
目は我々人間同様、生活や遊び、また家族とのコミュニケーションに重要な役割を担います。
目の病気によっては視覚が低下したり、また痛みを伴うことがあります。
そのようなことをできる限りなくすよう日々診療しております。
また何事も早く症状に気づくことも重要です。少しでも皆様のお役に立てるよう
お話しさせていただきます。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
白目が赤い
人でもよく目が充血している、などと言いますが、
これは様々な病気のときに見られるサインです。
目の細菌感染や 炎症、白内障、緑内障など多くの病気 が考えられます。
興奮したり、目にゴミ が入るなどの刺激により
一時的に赤くなることもありますが、
繰り返し赤くなったり、常に赤い場合は受診することをお勧めします。
黒目が白い
目の表面が白くなる場合と、目の中が白くなる場合があります。
目の表面が白くなる場合は、角膜の病気(傷など)、緑内障、
ぶどう膜炎(目の中の炎症)などが考えられます。
目の中が白くなる場合は白内障などが考えられます
目やにが多い
正常でも目やにが出ることはありますが、
1日に何度も取り除くような場合や、
まぶたが開けられないほどの目やに、
膿のような黄色味を帯びた目やにには注意が必要です。
目の細菌感染、角膜の傷、涙の不足が主に考えられます。
涙が多い
目に傷がある時など、目が痛いときは涙が増え、
普段よりも涙目に見えることがあります。
また、目の周りの毛などが目に入り込んでいるときには
涙が毛を伝って目の周りが濡れてしまいます。
一度に大量の涙が出た場合には、目の表面に穴が開いてしまう角障穿孔も考えられます。
目をつぶる、まばたきが多い、目をこする
目が痛いときに見られるサインです。
目の傷や炎症、緑内障などが考えられます。
物にぶつかる、おもちゃやおやつを見失う
目が見えない場合にこのような症状がみられます。
白内障、緑内障、網膜の病気、あるいは脳神経の病気の可能性もあります。
急激に失明した場合には活動が低下することもあります。
まとめ
これらのサインがみられた時には、
目の病気の可能性がありますので、早期に受診することをお勧めします。
また、症状が重なって見られる場合は緊急のこともあります。
上記以外でも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
今回のテーマ「要注意!気をつけたい目の病気サイン!」について、症状と特徴について
ご紹介しました。もし不安を感じる場合は、迷わずに獣医師に相談するようにしましょう!
また、パル動物病院のWEBサイトでは、様々な分野にわたって
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施設情報
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【裾野センター病院】
〒410-1123 静岡県裾野市伊豆島田843-5
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休診日:木曜・祝日
診療対象動物:犬、猫のほか、エキゾチックアニマルの診療も行います。
エキゾチックアニマルに関してはエキゾチックペット科診療日のみとなります。事前にお問合せください。
専門科診療:毎月、その分野に長けた内・外部の獣医師による専門科診療日を設けています。
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